映画雑誌でスチールを見た時は,小人が一列に並んで行進してたりなんかしてファンタジックな映画かと思って見に行ったら,何ともリアルでグロテスクで素敵なお話だったのでびっくり.当時は中学か高校生だったのでした.その後,テレビでノーカット字幕で放映したのを録画.それはそれは繰り返し観た映画なのれす.この映画を観て以来魚が嫌いになったとゆー(笑).
(海馬館2003/08/10)
ブリキの太鼓/Die Blechtrommel

製作;フランツ・ザイツ,アナトール・ドーマン
監督;フォルカー・シュレンドルフ
脚本;ジャン=クロード・カリエール,フォルカー・シュレンドルフ,フランツ・ザイツ
音楽;モーリス・ジャール
原作・台詞;ギュンター・グラス

CAST/ダーヴィット・ベネット,マリオ・アドルフ,アンゲラ・ヴィンクラー,ダニエル・オルブリフスキ,カタリーナ・タールバッハ,シャルル・アルナブール

1979年 カラー
西ドイツ・フランス合作
配給;フランス映画社(?)
◆1979年カンヌ映画祭グランプリ受賞,1980年度アカデミー賞外国語映画賞受賞
解説など  主人公オスカルは,3才で大人の世界をつぶさに見,大人になる事を拒絶.「1mm(1cmだったかも)たりとも成長しない」と心に決めた彼は,階段から故意に落ちて,周りからは「階段から落ちたのが原因で成長が止まってしまった」と思い込ませることに成功.
 ナチスがだんだん怪物化しつつあった時代をはさみ,最終的には彼は再び成長する事を決意するが・・・.

 3才で成長を止める決意をした少年が主人公であるので,登場人物も本物の小人さんたちがわんさか.サーカスやサイド・ショウの香りもムンムン.オスカルの良き理解者の小人のひとり,ベプラ役はフリッツ・ハックルという名前の小人さん.



パンフレットでし.


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